内容
- SCB EZ Savings Account と MMFの比較。
MMFとは?
MMFとは Money Management Fund の略で、安全性の高い債券を中心に運用されているほぼ元本割れをする事が無い投資信託。タイではパフォーマンス年率1%以上のMMFがいくつも運用されている。
種類 | SCB EZ Savings Account | MMF |
口座開設 | SCB店頭 | 証券会社 |
口座の種類 | 普通預金口座 | ファンド口座 |
利息 | 500万バーツ以下 年率1.5% 500万バーツ超 年率0.5% | 年率1.608% – 年率0.797% (MMFによる) |
税金 | 歳入庁に情報開示をする場合 20,000バーツまで無税 それ以上は15%の源泉徴収 | 無税 |
利息の支払い | 6月25日, 12月25日 | 毎日 (厳密には利払いではなく時価総額の増大) |
元本 | 保証 | 保証しない (けど滅多に基準価格を割らない) |
入金 | 即時 | 1~2営業日(依頼した時間による) |
出金 | 即時 | 1~2営業日(依頼した時間による) |
SCB EZ Savings Account のメリット、デメリット
- 入出金はアプリで即座にできる。
- 利払いは年二回。
- 利息に税金がかかる。
MMF のメリット、デメリット
- 口座開設を行い取引が出来るようになるまでが面倒。
- 証券会社によっては売買支持を紙ベースで指示書を送る必要があり面倒。
- 日々時価総額が増大する。
- キャピタルゲインなので無税。
- 2019年10月現在、MMFで一番良いパフォーマンスを上げているのはUOBAMのTCMF-I、パフォーマンスは年率1.608%。
メモ
- SCBの24ヶ月定期は500万バーツ以下で年率1.80%、税引き後は1.53%。
- 24ヶ月資金を拘束されても税引き後利息が1.53%にしかならない定期よりも毎日時価総額が年率1.608%で上がり無税でいつでも出金できるMMFの方がお得。
- SCB EZは即座に入出金できる手軽さが大きなメリット。
- 両方のいいとこ取りをするなら、SCB EZ に 100万バーツ程度、それ以外はMMFで保有。