QNAP にTR-004 を追加する

やりたい事

QNAP に拡張エンクロージャー TR-004を追加する。

方法

RAIDの設定、ストレージプールの追加、ボリュームの追加の順に行う

RAIDの設定

ディップスイッチは SOFTWARE Control
QNAPに接続してからログインすると、外部RAIDエンクロージャー構成ウィザードが起動する

[次へ] → {ドライブ選択、RAIDタイプ選択、次へ} → [エンクロージャーの構成後に実行するアクションを選択] → [作成]

RAIDタイプの違い

外部RAIDエンクロージャーにストレージプールを作成
外部RAIDエンクロージャに静的ボリュームを作成
 あたかもQNAPにドライブを追加したように認識される。

外部ストレージ領域の作成
 外部USBドライブとして認識される。QNAP以外のクライアントとも接続可能

ストレージプールの追加

[コントロールパネル] → [ストレージ&スナップショット] → [ストレージ/スナップショット] → [新規ストレージプール] → [次へ] → [エンクロージャーユニットを選択] → [ディスクを選択] → [次へ] → {アラートの閾値設定、次へ} → [作成] → [OK] → [OK]

新規ボリュームの追加

[新規ボリューム] → {ボリューム選択、次へ} → {ボリューム容量選択、アラートの閾値設定、次へ} → [完了] → [閉じる]

ボリュームの種類

ここに説明がある。

静的ボリューム
 ランダムファイルアクセス性能がシックボリュームより20%高速、ブロックベースLUNやスナップショット機能を使えない

シックボリューム
 スナップショット機能を使える、領域の拡張ができる

シンボリューム
 データが書き込まれた分だけストレージプール内に領域を確保する(容量以上に確保できるものの、常に実ファイル容量を意識する必要あり)